天真堂、知財保護からプロモーションまで中国進出を一括支援

週刊粧業 2018年10月1日号 10ページ

天真堂、知財保護からプロモーションまで中国進出を一括支援
 医薬部外品OEMメーカーの天真堂では、通販チャネルをメインとする既存クライアントのビジネスをさらに成長させるべく、中国での化粧品販売で必要とされるCFDA(国家食品薬品監督管理総局)の登録申請を代行するほか、中国での商標権やドメインに関する登録申請も一括で手がけ、中国での販路拡大を積極的にサポートしていく。

 同社ではこうした取り組みだけでなく、マーケティング面においてSNS上で大きな影響力を持つKOL(キーオピニオンリーダー)を活用した現地プロモーションを支援するほか、現地企業のOEMや自社ブランド「sakuraim(サクライム)」で開拓した中国の現地ドラッグストア2万5000店舗での販売をサポートし、同業他社との差別化を図っている。

 「単に言われたものを作るモノ売りではなく、あくまでもビジネスの成功を見据えた提案型営業でクライアントを支援している。今後は、CFDAの認可を取得したアイテムが優先的に中国で販売される時代になってくる。我々としては、模倣品対策としてCFDA・商標・ドメインの一括取得を進めていくほか、中国の市場調査に対する投資も行い、中国で求められる商品の開発に注力していく」(児玉和之社長)

 海外でのOEMに関しては、将来的にタイやインドネシアなどASEANへの進出も目指していくという。

 「完成品を単に輸出するのではなく、日本でオリジナルのバルクを開発し、充填から箱詰めを現地工場で行い、雇用を創出して地域発展に貢献していきたい」(児玉社長)
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 天真堂、知財保護からプロモーションまで中国進出を一括支援

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop