男性化粧品・育毛剤市場、緩やかに拡大、ヘアケア、ボディケアが牽引

週刊粧業 2015年6月22日号 1ページ

カンタンに言うと

男性化粧品・育毛剤市場、緩やかに拡大、ヘアケア、ボディケアが牽引
 男性化粧品市場(約1100億円、本紙推計)は昨年度(2014年4月~2015年3月)、消費増税前の駆け込み需要による反動減や夏の天候不順などを受け落ち込んだが、依然として使用率の上昇が見込める成長市場であることに変わりはない。

 特に、近年はシャンプー・コンディショナーやボディソープの個人使いが加速しており、市場を牽引している。この分野は各社・ブランドの競争も激化しており、その動向に注目が集まっている。

伸長率30%のボディソープと
成長市場のシャンプーは激戦

 2014年度の男性化粧品市場は、前年度に比べ5%前後落ち込んだ模様だ。

 昨年を振り返ると、4月の消費増税を前にスカルプシャンプーなど高額商材をまとめ買いする動きがみられた。5月以降は順調に回復しているかにみえたが、夏は天候不順や気温低下に見舞われ、ボディペーパーなどのシーズン品が苦戦した。こうした外的要因に左右された面が大きい。

 ただ、「基本的には堅調で使用人口も拡大の余地がある」(メーカー関係者)ことから、今後も市場は緩やかに拡大していくものとみられる。

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