マツモトキヨシ上野広小路店、訪日外国人観光客に特化した新業態店舗

週刊粧業 2015年11月23日号 6ページ

カンタンに言うと

マツモトキヨシ上野広小路店、訪日外国人観光客に特化した新業態店舗
 マツモトキヨシでは、今年3月にオープンした「有楽町イトシアプラザ店」を皮切りに、訪日外国人観光客に特化した新業態店の出店を進めている。

 同社では現在、インバウンド特化型店を都内に4店舗(有楽町・銀座・上野・浅草)展開しており、増加の一途を辿る訪日外国人観光客のさらなる取り込みを目指し、今後も引き続き新業態店の出店を拡大していくという。

 マツモトキヨシでは、今年3月にオープンした「有楽町イトシアプラザ店」を皮切りに、訪日外国人観光客に特化した新業態店の出店を進めている。

 同社では現在、インバウンド特化型店を都内に4店舗(有楽町・銀座・上野・浅草)展開しており、増加の一途を辿る訪日外国人観光客のさらなる取り込みを目指し、今後も引き続き新業態店の出店を拡大していくという。

 今回は今年6月27日にオープンした3号店「上野広小路店」を取材し、出店経緯とインバウンドで売れ筋のアイテムなどを聞いた。

ゆっくりと落ち着いた環境で
買い物できる新フォーマット店

 マツモトキヨシ上野広小路店は松坂屋上野店の道向かいに店を構え、店舗周辺には数多くの競合店が軒を連ねる。さらに、同店から至近の商店街「アメ横」には、「マツモトキヨシ上野アメ横Part1店」「同2店」の自社店舗を展開している。

 競合・百貨店・自社の各店舗がひしめくエリアに新店を出店した狙いについて、西尾裕一店長は「百貨店の目の前にある立地柄、アメ横で展開する既存2店舗とは異なる客層を取り込めると判断した。

 また、アメ横は人通りが非常に多いため、店内でゆっくりと落ち着いて買い物がしたいと望まれる外国のお客様に向けた新たなフォーマット店舗が必要だった。

 こうして同じエリアで外国のお客様がそれぞれ異なるフォーマットの購入場所を選べる点は、他の競合店にないマツモトキヨシの強みだ」と説明する。

 同店では10時~22時の営業時間内で随時、中国語対応のスタッフを配置している。中国人スタッフはいずれも留学生で、中国語と日本語だけでなく、英語にも対応できるスタッフが多いという。

 さらに、店内にはスマートフォンを見ながら欲しい商品を探す外国人観光客が多いことから、事前登録が不要の無料Wi-Fiを設置し、買い物がしやすい売場を提供している。

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