COCOON、工房と直営店でつくり手の想い伝える

週刊粧業 2017年4月3日号 7ページ

カンタンに言うと

COCOON、工房と直営店でつくり手の想い伝える
 大阪エース(小川佳美代表)は1978年の設立で、長らく店舗や住宅装備品の企画・製造・施行を生業としていたが、2006年にスキンケア部を立ち上げ、固形石けんを中心とした化粧品の製造・販売事業が会社の一翼を担うまでになった。

 6年前に事務所を移転したのを機に石けん製造の工房や直営店「COCOON(コクーン)」もオープンし、賑わいをみせている。コスメプランナーの小川カオリ氏に売場や石けんづくりのこだわりと、OEM事業の展望をたずねた。

手づくり石けんが評判に
親子で楽しめる店づくり

 スキンケア部が誕生するきっかけはニキビに悩む小川氏だった。

 「私がニキビに悩んでいたため、母(小川佳美代表)が買ってきたニキビ対策化粧品を試してみたが、自分の肌に合ったものが見つからなかった。そこで母は私のために化粧品をつくろうと決心し、まずは石けんづくりから始めた。その石けんを使ったら肌状態がよくなり、その評判がクチコミなどで広がった。最初は手作り石けん教室が活動の中心で、そこで使うハーブや道具などを販売していた。しかし石けんづくりを楽しむ人がいる一方で、つくるのは面倒だが石けんは欲しいという人もいることがわかり、製品を販売をすることに。そのうちにオリジナル石けんをつくってほしいという依頼が舞い込み、OEMも受けるようになった」

あと84%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > COCOON、工房と直営店でつくり手の想い伝える

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop