愛媛県経済労働部産業雇用局、県内生産者・事業者の販路拡大を支援

週刊粧業 2017年7月3日号 18ページ

カンタンに言うと

愛媛県経済労働部産業雇用局、県内生産者・事業者の販路拡大を支援
 愛媛県では、「実需」の創出による地域経済の活性化を目指し、元商社マンの中村時広知事によるトップセールスを積極的に行っている。

 ほかにも、愛媛県が誇る「スゴ技(優れた技術や製品)」「すご味(農林水産物や加工食品)」「すごモノ(伝統工芸品)」をデータベース化してWeb上で公開するなど、県内生産者・事業者の販路拡大を全面的に支援している。

 官民連携の取り組みについて、企業立地課の篠原年克課長に聞いた。

 ――現在整備されている官民連携の基盤体制についてお聞きします。

 篠原 愛媛県は地形的、文化的に東予・中予・南予という3つのエリアに大きく分けられ、産業構造も大きく異なっている。

 具体的には、今治市から四国中央市まで続く臨海地域で、機械・鉄工・化学などの二次産業を中心とした「東予」、松山・道後を中心とする観光業と情報産業などの三次産業を中心とした「中予」、柑橘栽培や水産業が盛んな宇和島市などの一次産業中心の「南予」の3地域で全国に誇れるものが数多く存在している。

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