日本エステティック協会、飛躍のため攻めの1年であり続ける

週刊粧業 2018年1月1日号 20ページ

日本エステティック協会、飛躍のため攻めの1年であり続ける
 2018年が幕を明けました。協会が設立されて46年目のスタートです。

 2017年は、政治・経済において激動の1年であったと思います。

 協会においても、厚生労働省が構築しているエステティック業における「職業能力評価基準」に携われたことは、業界にとっても、そしてエステティシャンの皆様にとっても、協会設立目的に繋がる大切な一歩を踏み出すことができたと考えています。

 現在、厚生労働省内で、「職業能力評価基準」は最終の調整中であり、リリースを待っている状態ですが、協会では、本制度のエステティシャンキャリパスに基づいて、様々な活動を開始する1年になると思います。

 具体的には、エステティシャンを目指す人を増やすため、就業先となるエステティックサロンは法令を遵守し、入職したエステティシャンが適正な評価を受け、目指す道が明確になることで、エステティックサロンへの明るく将来性のある就業の道を作ります。

 将来の道が開けたことにより、エステティシャン養成校への入学者が増加し、学校やスクールへ寄与すること等、業界の人の流れを好循環できるよう業界全体の枠組みを改革していきます。また、エステティック業に携わる全ての方が、法令遵守と、衛生管理の知識を保有し、消費者の皆様が安全・安心の環境を構築するため、試験制度の見直しを進めます。

 2020年のオリンピックに向け、インバウンド需要も徐々に拡大します。また、訪日外客による消費と連動して、消費財輸出も増加トレンドであり、日本の品質に対する諸外国の評価は高く、オリンピック終了後、日本から海外で活躍するエステティシャンも増加する流れになることは想像に難くありません。

 エステティック業もグローバルな人材育成を求められます。エステティック業界が醸成し、さらに飛躍することができるよう、準備を怠らず、攻める1年であり続けることができるよう鋭意取り組んでいきます。
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