2019年オーラルケア市場は3.3%増の2128億円

週刊粧業 2020年6月1日号 1ページ

2019年オーラルケア市場は3.3%増の2128億円
 オーラルケア市場は、口腔衛生意識の向上とともに中高齢者の残存歯数が上昇し、ハミガキを中心に各カテゴリーで高付加価値化が進み、単価アップによる成長拡大が続いている。

 オーラルケアの主要4品目(ハミガキ、ハブラシ、洗口液、歯間清掃具)の2019年度市場規模(1~12月、週刊粧業調べ)は前年比3.3%増の2128億円となった。

 ハミガキは4%増の1018億円、ハブラシは1%増の564億円、洗口液は5%増の357億円、歯間清掃具は4%増の189億円でいずれも昨年を上回った。

 そのほか、義歯関連用品は2%減の263億円、口中ケア剤は6%増の81億円だった。20年もその傾向は続いており、1~3月も前年同期を上回って堅調に推移した。

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