セントラル・コーポレーション、化粧品小ロット製造のパイオニアが細胞再生研究に注力

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セントラル・コーポレーション、化粧品小ロット製造のパイオニアが細胞再生研究に注力

 ――創業者として、信条に掲げていることは何でしょう。

 笹山博史社長(以下、笹山) 当社は33年前に「わずか100個で化粧品をつくる」ことを理念に掲げて以来、小ロット製造のパイオニアとして、独立を目指す起業をサポートしてきた。

 ――化粧品づくりで留意するポイントについてお聞かせください。

 笹山 販売ルートを既に確立している知名度の高い企業からの一般的なOEM製造では、例え配合成分の知名度が低くても売れることはあるだろう。こうした場合、一般的な工場は発売元からの成分提案をもとに製造するだけで良しとされる。

 しかし、まだ販売ルート自体がない起業家にとって、どれだけ他社と差別化した化粧品づくりができるかが重要であり、同時に小ロット製造工場を選ぶ上でも重要なポイントとなる。そのため、弊社は瞬時に実感をもたらす製品の提案と細胞再生研究に力を入れている。

 ――瞬時に実感をもたらす製品とは。

 笹山 差別化された化粧品を販売していくにあたっては、「つかみ」が重要になる。

 そこで、当社では「驚きを実感できるプチ整形化粧品」と細胞再生化粧品の研究開発に取り組んでいる。例えば、2カ月で20万個の販売実績を持つ「瞬時にシワを引き締めるジェル」や一瞬でたるんだ肌を引き上げ、メークの上から使う「魔法のミスト」を開発した。

 ――他の製造工場との細胞再生化粧品研究における違いは何でしょう。

 笹山 当社は成長因子を水溶性・高活性型で抽出し、ナノリポソームカプセルで加工する技術を持つ。これは非常に重要で、加工を施すことによってこれまで実現が困難とされてきた製造時に熱や乳化剤、酸性皮脂膜で分解されない成分となる。

 こうした原料開発や化粧品のアイデアを小ロット製造できる強みがあるからこそ、ここまで事業を継続することができた。

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