小林製薬、サワデーの若返りに成功~香りと価格でトライアル喚起

カンタンに言うと

小林製薬、サワデーの若返りに成功~香りと価格でトライアル喚起

 小林製薬が主力の芳香消臭剤カテゴリーから昨春提案した部屋用置き型「サワデーハッピー」(全6種各150g250円)は、2012年4~12月までに初年度計画の進捗率158%(金額ベースで約8億円)で推移している。

 サワデーブランドは、トイレ用やゴミ箱周辺の芳香消臭剤を提案しており、今年で発売38年を迎える。昨春、課題としていた若年層の獲得に向け、海外の香料メーカーと協力し「香り価値」を高めるとともに、ポップなパッケージデザインやネーミングを採用した。部屋用の提案により、ブランド内での使用シーンの拡大もねらった。

 香り4種の提案から、昨秋は新たに2つの香りを追加した。発売後は「250円」の値頃感が、若い女性を中心とした「香りをもっと手軽に楽しみたい」というニーズを喚起し、トライアルの獲得につながっているという。

 店頭では「色々な香りを試みたい」という需要を喚起する売場づくりの提案により、シリーズ全体のリピートが拡大し、ブランドユーザーの若返りに大きく貢献している。

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