Jolie Bijow(ジョリービジュー)、銀座での成功は出店計画の指針

週刊粧業 2014年11月24日号 7ページ

カンタンに言うと

Jolie Bijow(ジョリービジュー)、銀座での成功は出店計画の指針
 ヒューマンリンクは2014年4月1日、西銀座デパートが運営するショッピングセンター「西銀座(NISHIGINZA)」の地下1階に化粧品のセレクトショップ「Jolie Bijow」(ジョリービジュー)をオープンした。

 メーカー、卸の機能を持つ同社がその経験を店舗運営に生かし、競争の激しい銀座という東京の一等地でどのように戦いを挑んでいくのだろうか。

 出店のねらいと戦略を浦野祐介代表らは次のように語った。

ビューティフロア化計画に賛同
化粧品を宝石に見立てて提案

 「Jolie Bijow」では国内外のメークアップ、ボディケア、オーガニックコスメを豊富に取りそろえている。

 同社では昨年9月に静岡109にティーン向けショップ「ロコホリック」、今年4月に「Jolie Bijow」の銀座店、ヤマトヤシキ加古川店、10月にセントラルパーク店(名古屋)、11月にラフォーレ原宿店と、着実に出店を重ねてきた。

 「Jolie Bijow」という店名は「きれいな宝石」を意味し、「化粧品を宝石に見立て、宝石箱をコンセプトにした。壁紙も宝石を散りばめたデザインになっている。そこから派生して重厚感のあるアンティーク調の什器を使った落ち着いた雰囲気になっている」(上野幸貴子マネージャー)という。

 銀座店には銀座・有楽町エリアをはじめ、東京メトロ銀座線、日比谷線、丸の内線沿線から乗り入れる多くの人が訪れる。

 東京の中心地である銀座は多くの観光客が集まる多国籍な場所であり、銀座の顧客を掴むのは今後の店舗拡大にあたっての指針となると判断し、出店した。東京オリンピックを控えて観光客が増加傾向にあり、今後開発が進んで人口も増えるという期待感もある。

 「西銀座デパートの『地下1階をビューティ専用フロアにしたい』という取り組みに賛同し、エスカレーターを降りてすぐのメインのロケーションに出店した。1番のねらいは、グループでのシナジー効果である。銀座は百貨店、ドラッグストア、バラエティショップなど様々な化粧品売場がある中で、選んでもらえるような当社のオリジナル商品や(グループ会社である)ドド・ジャパンの商品開発にもつなげられる。小売店でお客様と対話をすることでいい商品ができるのではないか。お客様から直接、通信簿をもらえるのでわかりやすい」(浦野代表)

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