化粧品・医薬部外品OEM/ODMの東洋ビューティは、約80名体制で安全・安心に裏打ちされた機能性訴求の研究開発を強化する一方、大阪のイノベーションセンターと東京支店の2拠点に「企画開発室」を設けて、市場や消費者のニーズを捉えたマーケティング寄りの開発に取り組み、研究開発とマーケティングを融合させた化粧品づくりを推進している。
企画開発室には、商品の設計・デザイン、処方開発など最終製品化までの過程で求められる各専門分野に特化したスタッフが在籍。研究や営業など各部署と連携し、既存顧客のシリーズ・アイテムの改良や拡張、新規顧客の企画開発のサポート業務を行っている。
問い合わせ内容は様々だが、異業種からの新規参入を目指す企業の場合、ブームやトレンド感のあるカテゴリー製品であることも多く、東京支店・企画開発室の沢田真男係長は「『商機を逃したくない』という意向が強く、スピード感のある対応が求められている」と強調する。
そこで同社では、必要に応じて企画開発スタッフが営業に同行するスタイルを推進。例えば、処方開発出身の沢田氏であれば、問い合わせ時の情報をもとに、初回訪問時から処方サンプルを使った具体的な商品化の話を進めることも少なくないという。
この記事は週刊粧業 2015年8月3日号 8ページ 掲載
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