マツモトキヨシHD、「インバウンド対応」と「新商品の早期立ち上げ」に注力

週刊粧業 2015年11月9日号 8ページ

カンタンに言うと

マツモトキヨシHD、「インバウンド対応」と「新商品の早期立ち上げ」に注力
 マツモトキヨシHDでは今期、ヘルス&ビューティカテゴリーの販売戦略において「インバウンド対応」と「新商品の早期立ち上げ」の2つを軸に、HD全体で統一した売場展開を進めている。同社の大友庸平商品部化粧品課リーダーに話を伺った。

 ――売れ筋アイテムから見る化粧品市場のトレンドについて、貴社の見解をお聞かせください。

 大友 化粧品市場のトレンドに関しては、これまで単一の機能しかなかった商品に新たな機能性を追加した「多機能アイテム」の動きが活発化している。

 特に、リップクリームは唇の保湿という従来機能に加えてカラーリップ、さらにはチークとしても使用されるようになっている。最近はメーカー各社から「リップ&チーク」の新商品の投入が相次いでおり、このカテゴリーは拡大傾向にある。

 店頭ではこのほか、ボディケアにも使用できるヘアトリートメントも好調で、こうした従来シーン以外で使用機会が増えたアイテムが最近の売れ筋となっている印象だ。

 ――化粧品販売に関して、今期注力している取り組みは何ですか。

 大友 今期の目標としては、「インバウンド対応」「新商品の早期立ち上げ」の2つを軸に、店舗面積の大小を問わず、HD全体で統一した売場づくりに注力している。

 「インバウンド対応」に関して、マツモトキヨシでは2007年から中華圏のお客様が銀聯(ぎんれん)カードを店頭で利用できるようになり、その後も中国語を話せるスタッフの配置など、買い物がしやすい売場づくりを進めてきた。

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