ポーラ・オルビスHD、2016年12月期第1四半期は好発進

週刊粧業 2016年5月23日号 4ページ

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ポーラ・オルビスHD、2016年12月期第1四半期は好発進
 ポーラ・オルビスホールディングスの2016年12月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比9.1%増の495億1600万円、営業利益が26.2%増の36億7300万円、経常利益が11・0%増の33億8100万円となった。四半期純利益は47.8%増の36億1600万円となり、法人税などが増加したものの、静岡工場の売却益を計上したことで全体を大きく押し上げた。

オルビスが堅調な推移
THREEも好調キープ

 特に「ポーラ」の牽引ぶりが際立っており、売上高は13.8%増の251億3400万円、営業利益は138.0%増の23億500万円と想定を上回る伸びを見せた。

 美白関連アイテムや新製品が好調で、ショップ「PB」(ポーラ ザ ビューティー)の売上高が26.3%増と大きく伸びた(既存店ベース)。高価格帯アイテムの購入も目立ち、購入単価は9.9%増となっている。

 さらに、インバウンド需要も底上げ要因としてプラスに働いた。前年同期は3%弱にとどまっていた連結売上高に占める比率は、約7%へと上昇している。美白シリーズ「ホワイトショット」の健康食品「インナーロックIX」を中心に、直近では高級スキンケアブランド「B.A」などへと購入が広がっているという。

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