小林製薬、更年期世代に「命の母スキンケア」を提案

週刊粧業 2016年7月4日号 23ページ

カンタンに言うと

小林製薬、更年期世代に「命の母スキンケア」を提案
 小林製薬は、「更年期世代」をターゲットに発売する「命の母スキンケア」シリーズ(全3品、オープン価格)を今秋の注力製品に位置づけ、「更年期スキンケア」市場の創造を図る。

 「命の母スキンケア」は、45~55歳頃とされる更年期世代が感じしやすい肌質や肌の調子の変化に対して、保湿しながら肌バランスを整えるシリーズで、化粧水(180mL)、美容液(30 mL)、クリーム(40g)の3品をラインナップする。

 更年期は女性ホルモンが少なくなり、皮脂量の急激な減少による乾燥、ごわつき、ざらつきなどが引き起こされるほか、真皮ヒアルロン酸量が減少して、ハリ・弾力の低下(たるみ)の原因となる。

 そのため、更年期自覚者や自覚経験者の中には、「(肌が)硬くなった・しぼんできた」「化粧ノリが悪い状態が続く」といった肌の変調が気になっている女性も少なくない。

 同社の調査によるとシミ、たるみ、シワといった見た目のエイジング悩みと同等に、2割以上の人が「肌の調子」を挙げ、既存の化粧品が合わなくなったという悩みを抱えている。

 そこで、しっかりと保湿しながら、使い続けることで肌の調子が整うことを実感できるスキンケアの提案を目指し、特許成分「発酵ヒアルロン酸」をはじめ、「センキュウエキス」「ソウジュツエキス」の和漢エキスをシリーズ共通成分として配合したエイジングケア処方を開発し、製品化した。

 発売後は、TVCFやサンプリングを軸にプロモーションを展開し、ロングセラーの医薬品「命の母A」とのコラボ企画なども展開し、セルフスキンケア市場の単価アップに貢献していく考えだ。
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