化粧品容器・パッケージの最新動向、商品の希少性高め市場を活性化

週刊粧業 2016年10月24日号 29ページ

カンタンに言うと

化粧品容器・パッケージの最新動向、商品の希少性高め市場を活性化
 容器抜きで化粧品や日用品の世界は語れない。セルフ対応の売場では内容物の代弁者としてそのスペックを伝え、同時に光や衝撃から守り、さらに耐薬性も発揮する。

 このように長年、影の立役者としてオールマイティに活躍してきた容器が、ここにきて主役級のスポットライトを浴びるようになりつつある。

限定ボトルが新たなニーズ喚起
コスト対策で低廉化を推進中

 新規参入が相次ぐ化粧品・日用品業界にあって各社が新製品やリニューアル品を導入して熾烈な競争を繰り広げているのは周知のことだが、これに加え、最近店頭を賑わせているのが限定ボトルやパッケージである。

 ラベルやシュリンクフィルム、ホットスタンプに加え、近年はシルク印刷でも高精度な表現ができるようになった。これが限定ボトルの可能性を広げた。これに伴いパッケージによるお色直しも盛んだ。

 創業の節目を記念したもの、異業種とのコラボレーション、キャラクターバージョン、ご当地限定品、季節品など、「限定ボトル」のすそ野は広がる一方である。

 定番品が限定化することで新製品をしのぐ勢いで売れる時代、ボトルの加飾は化粧品の生命線と言っても過言ではない。

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