資生堂、企業文化誌「花椿」を全面リニューアル

粧業日報 2016年11月4日号 4ページ

カンタンに言うと

資生堂、企業文化誌「花椿」を全面リニューアル
 資生堂は、企業文化誌「花椿」の紙版を全面的にリニューアルし、若い世代に向けた季刊誌としてスタートする。

 新装刊パイロット版の「0号」を11月1日より、資生堂銀座ビル(GINZA COMMUNICATION SPACE)、資生堂ギャラリー、資生堂パーラー、SHISEIDO THE GINZA、資生堂企業資料館などの同社関連施設において無料で配布する。

 季刊誌は2017年より4月、7月、10月、1月の10日に発行し、若い世代とのコンタクトポイントとなる書店などの取扱場所を随時増やしていく。

 同社は、2020年までの中長期戦略「VISION 2020」で若い世代へのアプローチを重視する一方でメディア環境が急激に変化していることを踏まえ、「花椿」は全面リニューアルのため2015年12月号をもって月刊としての発行を終了していた。

 2016年6月には先行してWebをリニューアルしていたが、今回、紙版も新たに季刊誌としてスタートする。

 季刊誌としてリニューアルした紙版、Webとも、時を経ても色あせない本質的なモノを見つけることに主眼を置いた。一過性の流行を追い求めるのではなく、流行の中に潜む、本当にいいものを見つけ出し、読者から信頼されるメディアを目指していく。

 Webでは日々新しい情報を発信し、季刊誌では毎号、ひとつのテーマを掲げて特集を組んでいく。

 新装刊0号では「タッチ」をテーマに、普段あまり意識していない「触覚」に着目し、3本の特集記事を掲載。また、4本の連載記事と2本のWeb連動記事を掲載する。

 その他、「Book in Book」として、古今東西の小品を厳選、紹介する「花椿文庫」を綴じ込んでいる。第1作は、アメリカの小説家・劇作家・ウィリアム・サローヤン氏の代表的短編「心が高地にある男」を柴田元幸氏の新訳で届けている。

 今後「花椿」は、日々の暮らしに寄り添う「日めくりカレンダー」のようなWebと、季節ごとにひとつのテーマを掘り下げて届ける季刊誌の、ふたつでひとつのメディアを目指し新たな読者層との出会いを広げていく。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 資生堂、企業文化誌「花椿」を全面リニューアル

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop