アイスタイル、2017年6月期第2四半期は2ケタ台の増収減益

粧業日報 2017年2月21日号 1ページ

カンタンに言うと

アイスタイル、2017年6月期第2四半期は2ケタ台の増収減益
新たな店舗スタイルを見出し
出店加速、収益性重視で定着へ

 化粧品のECサイトと店舗(アットコスメストア)を運営する「Beauty Service事業」は、売上高が36.5%増の37億2700万円、営業利益が67.5%減の7500万円だった。EC事業は、ポイント発行や送料無料など各種キャンペーンを展開したことで、前年同期比44.3%増で推移した。

 店舗は今期、11店舗でスタートしたが、上期を終えて20店舗まで拡大、既存店の成長に加えて新規出店分の売上が上乗せされ、52.2%増で大きく伸長している。

 新規出店の4店は、子会社化したユナイテッド・コスメが運営してきた化粧品専門店だが、タイミングを計りながらアットコスメストアへと屋号を変えていくという。

 吉松社長は「中期計画の達成に向けての投資として、今はリテール事業の基盤をつくることに注力し、収益性の高い形態を見出している」といい、下期以降も出店を加速していく意向を示した。2月に上野マルイ店を増床・リニューアルし、3月には町田マルイ店、アミュエスト博多店、ルクア大阪店をオープンする。

 「60~80坪の広さで展開する中・大型店が『アットコスメストア』の強さを発揮できるスタイルであることが実証されており、今後もその規模感の店舗運営が軸になるだろう。最近はセルフ・小型店など新しい店舗形態も模索・提案している。まだまだこれからの店舗だが、中期計画を進行する上では、できるだけ早期に収益性を検証していきたい」

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