コスメーム 碑文谷店、狭域商圏の地域密着型モデル店舗へ

週刊粧業 2017年3月27日号 7ページ

カンタンに言うと

コスメーム 碑文谷店、狭域商圏の地域密着型モデル店舗へ
 イオンリテールは、1975年のオープンから41年の長きにわたって地域住民に親しまれたダイエー碑文谷店を一新し、昨年12月に「イオンスタイル碑文谷」としてソフトオープン(1~4階)を果たした。

 これに合わせ、イオン系列会社のコスメーム(本社=千葉市美浜区、藤田紀久子社長)は、グループが旗艦店に位置づける同館(3階フロア)に、世界のラグジュアリー化粧品を一堂に集めた化粧品のセレクトショップ「Cosmême(コスメーム)碑文谷店」をオープンした。

 新店の概要やコスメームの今後の事業戦略について、藤田社長に話を伺った。



コスメーム初の試みに挑戦
スキンケアに強い店を目指す

 コスメームではこれまで、イオンモールなどの広域商圏型SCへの出店を軸に地方での出店を進めてきた。

 12店舗目となる新店は、コスメームで初めて都内に新規出店を果たし、「狭域商圏の地域密着型モデル店舗」に位置づけ、これまでにない新たな試みにチャレンジしている。

 従来の既存店では、売場内の囲いがない場所に簡易的なタッチアップスペースを設けていたが、新店では人目のつかない場所で落ち着いて商品を試すことができるコスメーム初の「カウンセリングスペース」を設けた。

 また、既存店は約120坪あるレイクタウン店を除き、多くが50~60坪の売場面積となっているが、新店では18坪の小型タイプで展開している。

 藤田社長は新店をこのようなレイアウトにした狙いについて、「従来の坪数でラグジュアリーブランドを豊富に取り揃えるよりも、お客様の生活に密着するという意味で売場をコンパクトにした。ダイエー碑文谷店が40年以上も地域のお客様に愛されたという地域特性を踏まえ、新店ではスキンケアに強い店づくりを構築すべきと考え、取扱ブランドもそれに基づいて厳選した」と説明する。

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