フォルテ、化粧品専門店に伊「モノテーム」を提案

粧業日報 2017年7月10日号 4ページ

カンタンに言うと

フォルテ、化粧品専門店に伊「モノテーム」を提案
高品質・安心価格で香りの新客育成

 フォルテはイタリア・ヴェネツィアのフレグランスメーカー、マヴィヴのクラシックフレグランス「モノテーム」(オードトワレ、全10種各100mL・3800円)を化粧品専門店におすすめの商材として提案を進めている。

 マヴィヴは、ヴィネツィアで110年前より香水ビジネスを手がける老舗メーカーで、3代目社長のマッシモ・ヴィダルが歴史的に有名なフレグランスブランド「ピノ・シルヴェスタ」の製造販売を引き継ぐとともに、「ポリス」「ジッポ」等のブランドを手がけるなど、2012年には世界95カ国に商品を供給するまでに成長した。

 続く4代目のロレンツォ・ヴィダルが2000年に満を持して発表したのが「モノテーム」である。

 「モノテーム」には、フレグランスに使われている代表的な香料や、ポピュラーな花々などをテーマに、良質なエッセンスを用いて女性も男性も気軽に使えるバラエティ豊かな香りが揃う。

 現在、日本で販売する10種類の香りは、それぞれが1つの香りにフォーカスしたシングルノートで、「ホワイトティー」「ホワイトガーデニア」「ホワイトムスク」「デイジー・デイジー」「シクラミノ」「バニラブロッサム」「アグルミドシチリア」「ベチバーバーボン」「アクアマリーナ」「マグノリア」が揃う。

 ボトルラベルとパッケージにテーマとなる香りの素材が描かれたわかりやすいデザインも魅力で、香りの初心者でも親しみを持てる設計になっている。

 「100mLで3800円とリーズナブル価格ながらフレグランス老舗メーカーの製品として品質は確かなもの。化粧品専門店のお客様におすすめしやすい価格帯であり、オーデトワレなので男女問わず、手軽につけていただける」(同社)

 同社ではこのような専門店にふさわしいフレグランスを積極的に提案し、新客育成の一翼を担っていきたいとしている。

 一方メゾンブランドでは、これからの季節におすすめのフレッシュでさわやかな香りが発売される。

 5月に限定発売した「パルファン・ロジーヌパリヴォワルド・マリエ オードトワレ」は、花嫁のブーケからインスパイアされた「ヴィーヴ・ラ・マリエ」のライトバージョンで、ソフトフローラルな香り。ホワイトチュールに包まれ、ピンクのサテンリボンで結ばれたエレガントな装いで店頭に並ぶ。

 7月1日に発売した「コロン・ローズ・オーシャン」(100mL・1万3000円)は、海辺のリゾート地のバラをイメージした、バラとシトラスを効かせたフレッシュな香り。ボトルネックに飾られたドット模様のリボンが印象的だ。
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