牛乳石鹸共進社、「自然ごこち洗顔石けん」を刷新

週刊粧業 2017年7月3日号 15ページ

カンタンに言うと

牛乳石鹸共進社、「自然ごこち洗顔石けん」を刷新
 牛乳石鹸共進社はこの秋、固形洗顔石けんブランド別シェア1位の「自然ごこち洗顔石けん」(全3種各80g700円、泡立てネット付、9月1日発売)を、40~50代女性の3大肌悩み(くすみ、乾燥、毛穴)別に選べる洗顔料シリーズに進化させる。

 「自然ごこち」は、天然素材の特性を生かした固形洗顔石けんブランドとして2009年に誕生した。京都宇治茶エキス(くすみケア成分)を配合する「茶」は、発売当初からシリーズの顔として売上を牽引し、洗顔石けん№1のアイテムに成長している。

 新「自然ごこち」は、その「茶」に配合する美容成分の種類を増やして改良するとともに、優れた保湿性をもつアルガンオイルなどを配合した「贅沢オイル」、皮脂や汚れの吸着力に優れた沖縄産海泥を使った「沖縄海泥」の2品を新たに発売する。また、付属の泡立てネットもより泡立てやすいサイズに改良した。

 開発を担当したイワン・ベル氏は、新2品に採用した素材に触れ、「近年の美容トレンドを踏まえて選定した。『茶』で築いてきたブランドの信頼と実績に、新奇性を加えてブランド力をさらに高めていきたい」と話す。

 発売に先駆け、美意識の高い女性をターゲットに、クチコミサイトなどで現品サンプルをプレゼントするキャンペーンを実施するほか、3種のミニサイズをアソートしたセットを、会員制通販や習い事教室など利用者との信頼関係が築けている媒体・サービスを活用しサンプリングする。

 ベル氏の「洗顔石けんの売場が仮に下段に設置されていても、消費者の目に止まりやすいパッケージデザインにした」という細部へのこだわりからもブランド育成にかける想いが伝わってくる。
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