エルメ・ド・ボーテⅡ銀座店、外国人観光客から熱視線

週刊粧業 2017年9月4日号 5ページ

カンタンに言うと

エルメ・ド・ボーテⅡ銀座店、外国人観光客から熱視線
 東京・神奈川・千葉で化粧品専門店を運営するギンザビビグループ(化粧品の店 長尾)は、外国人観光客で賑わう銀座通りに面した銀座ナイン-2・1階に6月22日、専門店業態では初となる「グローバル資生堂」のオンリーショップ「エルメ・ド・ボーテⅡ銀座店」をオープンした。

 これにより、クレド・ポー ボーテをはじめとする資生堂ブランドを揃える「エルメ・ド・ボーテⅠ銀座店」、資生堂以外のSK―Ⅱ、カネボウ化粧品、コーセー、アルビオンなどを取り扱う「ギンザビビ銀座店」の3店が同フロアの一角に並び、日本を代表する化粧品ブランドが一堂に揃う環境が一層強化されたことになる。

導入から2カ月、早くも反響
隣接のグループ店にもシナジー

 長尾好樹取締役専務は、「エルメ・ド・ボーテⅠ」をオープンした5年前と比較して、「外国人観光客の集客力がアップし、お客様の層もガラリと変わった。新たなお客様ニーズに合わせる形で各店の連携を強めて対応している」と話す。

 新たな顧客となる観光客のうち、中国人客が9割を占めるという。銀座ナインの銀座通りに面した道路には、中国人ツアー客の大型観光バスが停車し、銀座を回遊してショッピングを楽しむ起点となっているからだ。

 「当初は戸惑いもあった。中国人旅行者の接客対応に追われ、落ち着いて美容体験を求めて当店に来ていた日本人のお客様が離れてしまうことにジレンマを感じた。しかし、今では来店してくださるお客様は誰でも、気持ちよく帰ってもらいたいという気持ちで接客に取り組んでいる」

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