TPCリサーチ、オーガニック・ナチュラルコスメ市場を調査

粧業日報 2018年8月6日号 4ページ

TPCリサーチ、オーガニック・ナチュラルコスメ市場を調査
 TPCマーケティングリサーチは、2018年3~7月にかけて、オーガニック・ナチュラルコスメを販売する企業を対象に、オーガニック・ナチュラルコスメ市場について調査を実施し、その結果を発表した。

 2016年度のオーガニック・ナチュラルコスメ市場規模は、前年度比8.6%増の2084億円で、この10年で最も高い伸長率となった。調査を開始した2005年度比でみると109.4%増で推移しており、約10年で2倍以上に成長している。

 要因としては、ボタニカル系ブランドがさらに増加し、同カテゴリーの規模が拡大したことが挙げられる。具体的には、「ボタニスト」を展開するI-neが大きく伸長し、市場全体の売上を牽引したほか、ユニリーバ・ジャパンやコーセーコスメポートなど、同社を追随して市場参入を果たす企業が増えたことが寄与している。

 企業別では、市場を牽引するロクシタンジャポンが既存店の改装やスタッフの教育に注力するなどして売上を伸ばしたほか、I-neが「ボタニスト」の店舗展開を強化したことで前年度比200%以上の急成長を遂げている。このほか、サボンジャパンやACROは、メークアップを拡充したことが新客獲得につながり、大きく伸長している。

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