資生堂は2月15日、日やけ止めブランド「アネッサ」から日中用美容乳液「デイセラム」(30mL・3850円、SPF50+・PA++++、2月21日発売)などを市場導入するのに先立ち、アネッサ新ミューズ就任・新TVCM発表会を開催した。
イベントの冒頭で挨拶した資生堂ジャパン アネッサ ブランドマネージャーの加藤仁久氏は、UVケア市場動向やユーザーの変化、2022年アネッサのブランド戦略について「2021年のサンケア市場は、日やけから肌を守るだけでなくシミ対策として使用されるケースが増え、回復傾向にある。また、コロナ禍においては、使いやすさがより重視されるようになっている。そこでアネッサは、シミをつくりたくないというニーズと、日常生活のあらゆるシーンで使用したいというニーズを満たす、毎日使い続けたくなるような商品体系とすることで、市場を牽引していきたい。革新的な技術を搭載した新商品デイセラムの投入により、『サンケアしながら肌を美しくする』という新たな価値提案を行っていく」と語った。
イベントにはゲストとして、新たにアネッサのミューズに就任した小松菜奈が白のワンピース姿で登場し、撮影時のエピソードやCMの感想について「撮影時は美術館のようなモダンな空間が広がっていた。太陽に立ち向かう気持ちで、CGの様子を想像しながらお芝居をした。CM内の『紫外線を防ぐだけでなく美容効果のある光に変える』という言葉や『はじめよう、太陽エステ。』というセリフがとてもインパクトがあり、新商品の技術について興味を持った」と語った。
その後、資生堂 ブランド価値開発研究所 研究員の榎本歩氏により、新商品のデイセラムに搭載されているサンデュアルケア技術のデモンストレーションが行われた。デモンストレーションでは顔の下半分のみサンデュアルケア製品を塗布したマネキンを用意し、サンデュアルケア製品が塗られていない上半分と塗られている下半分、それぞれに小松さんにUVライトを照射してもらった。すると、下半分だけ紫外線の紫色の光が変化し、美肌光に変換されていることが検証された。
光の色の変化を見た小松さんは、「全然違いますね」と驚きの表情を浮かべ、研究員から説明を受けて「敵だと思っていた紫外線が味方に変わると思うと、今までのイメージが覆された感じがする」とコメントした。