あらた、人的資本やIT投資の実装へ

粧業日報 2023年9月7日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 2030年に向け段階的に成長を
  • IT改革DX推進本部を設立、専売・優先流通品で独自性を
あらた、人的資本やIT投資の実装へ
 あらた(須崎裕明社長)は既存の卸事業の強化に加え、新しい機能によってサプライチェーンをプロデュースする「長期経営ビジョン2030」を推進している。

 2020年度から3つの中期経営計画のマイルストーンによって段階的に成長戦略を推進し、2030年のありたい姿を目指している。2022年度を最終年度とする第1フェイズの中期経営計画では化粧品、ペットカテゴリー戦略の推進によるインストアシェア拡大で、順調に売上を伸ばした。次の成長に向けた戦略的な投資による負担増があったものの、利益目標もほぼ達成した。

 今年度からは新しい中期経営計画で引き続き化粧品、ペットを中心としたカテゴリー戦略を推進するとともに、人的資本への投資やIT投資の実装に取り組む。

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