資生堂、「無限の歓喜」をテーマに透明感と深みのある香り導入

粧業日報

2010年10月18日 10:01

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カンタンに言うと

　資生堂は2010年11月1日、グローバルブランド「ＳＨＩＳＥＩＤＯ」より、力強いスパークリング感のあるみずみずしいモダンな甘さと、透明感と深みのある独自の香りで好評を得ているフレグランス「ＺＥＮオードパルファムＳＰ」（オードパルファム、30mL・5000円、50mL・7000円）を、資生堂インターナショナルを通じて発売する。

　「ＺＥＮオードパルファムＳＰ」は、すでに2007年秋に欧州地区を皮切りに発売し、08年には米州・アジアにも販売地区を拡大。発売後１年で、工場出荷130万個を突破し、主にドイツ、スペイン、イタリア、フランス、アメリカを中心に、世界各国で好評を得ている。また、09年秋には、ＺＥＮの男性用フレグランスＺＥＮｆｏｒＭＥＮを発売した。

　禅のもつ「輝き」と日本の動の文化である「躍動感にあふれたエネルギー」から導き出した新「ＺＥＮ」のコンセプトは、「無限の歓喜」。開発にあたっては、国際的に活躍する2人の調香師を起用し、動的な側面に強く、天然香料を得意分野とするミッシェル・アルメラック氏と同社研究所との共同クリエーションによって香りを導き出したほか、国際的に活躍する香りのクリエイター、マイケル・フォスター氏を起用することでグローバルに愛されるフレグランスを創造することに成功した。

　弾けるような喜びと奥行きのある官能的な香りや、心と体を開放する香りが、力強いスパークリング感とともにみずみずしいモダンな甘さ、さらに透明感と深みのある香りに変わって幾重にも包み込むという。

　トップノートでは、グレープフルーツ、パイナップルなどの果実がスパークリング感を感じさせながら、ブルーローズの透明感のある甘さと重なり合い、これまでにない洗練されたみずみずしさを感じることができる。ミドルノートは、フリージアの爽やかさ、バイオレットの女性らしさが香る。ベースノートでは、インセンスのスパイシーでオリエンタルな香りが、パチュリやムスク、アンバーの温かさと溶け合い、軽やかさと深みのデリケートなバランスを実現している。

　さらに新「ＺＥＮ」では、独自のアロマコロジー技術として、チャイニーズローズや蓮をメインにクリエイトした香り「ＡＳフレグランス」を配合している。