ポーラ銀座ビル、省エネ照明デザインアワード優秀事例に選出

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ポーラ銀座ビル、省エネ照明デザインアワード優秀事例に選出

 ポーラ(本社=東京都品川区、鈴木弘樹社長)はこのほど、中央区銀座1丁目のポーラ銀座ビルが省エネ照明デザインアワードにおいて、優秀事例に選出されたことを発表した。

 環境省主催の「省エネ照明デザインアワード」では、商業施設や店舗等から排出されるCO2の約2割を占める照明を対象に、その施設の特性に応じ、照明器具の配置や光源の使い方に優れた省エネ効果と魅力的な空間づくりの両立を実現している「省エネ照明デザイン」の対象施設を審査・紹介している。

 今回は公共施設・総合施設部門、商業施設部門、その他部門の3部門に総数97点の応募があり、部門ごとにグランプリ1点、部門共通で優秀事例が16点選出された。

 ポーラ銀座ビルの銀座中央通りに面するファサード(建物正面)は、空へ向かってまっすぐに伸びるスッキリとした意匠でまとめられているほか、南側に面しているため、熱負荷の低減を図り、来るべき低炭素社会への対応としてダブルスキン(二重のガラス外壁)を採用している。

 また、建築における「ファサード」と人を守る「肌」は、ともに外部環境から身を保護するという共通性をデザインで表現。ダブルスキン構造の内側には、遮光効果と演出効果を兼ね備えた可動式ポリカーボネートパネルを180枚据え付け、そのパネルの後ろから約13万個のLED照明が照らす構造となっている。

 受賞にあたっては、可動式パネルとLED照明の組み合わせにより、省エネでありながら多彩な演出が可能な点や、省エネ効果の高いLEDを全面に用い、有機的で柔軟な光を表現している点などが評価された。

 〈施設概要〉
 所在地:東京都中央区銀座1丁目7-7▽建物名称:ポーラ銀座ビル▽敷地面積:410.05㎡▽階数、高さ:地下2階・地上12階・塔屋2階、最高高さ65.9m▽構造 :鉄骨造(一部SRC造)▽建築面積:354.97㎡▽延床面積:4497.60㎡▽設計・監理:日建設計+安田アトリエ(安田幸一氏)▽施工:竹中工務店▽交通:東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅 A9番出口徒歩6分、東京メトロ有楽町線銀座1丁目駅 7番出口すぐ 、JR有楽町駅京橋口改札徒歩 5分

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