オルビスは、山梨県甲州市に広がる森林を里山として整備するプロジェクトを本格的に開始し、4月14日に従業員ボランティア約80名が植林活動を行った。
この森は甲州市塩山上小田原の市有林約100ha(東京ドーム約21個分の広さ)で、公益財団法人オイスカの仲介により甲州市より整備の支援要請を受けた同社が2011年1月31日に協定を締結し、同地を「甲州市オルビスの森」と名づけ今後10年間にわたって植林や間伐、下草刈りなどの整備を行うなど、里山として再生させるプロジェクトを推進している。
イベント当日はあいにくの空模様となったが、同社やポーラ・オルビスホールディングス従業員とその家族計81名が参加し、開会式での田辺篤甲州市市長の挨拶のあと、早速植林作業に取り組み、くわを振り下ろして穴を掘り、苗木を植えて足で踏み固める手順を繰り返し、約2時間でヒノキやクヌギ、ヤマザクラなど1500本を植栽した。
同社は1984年の創業当時より「地球に生かされている私たち」という考えのもと、事業活動において様々な環境負荷低減の取り組みを行ってきた。
2002年からは公益財団法人オイスカ、行政と協働で、山梨県内における環境保全活動を開始し、これまでに甲府市「武田の杜」の森林整備(2002年~)、鳴沢村富士山麓での「富士山の森づくり」プロジェクトへの参加(2007年~)などで毎年春と夏の年2回、多くの従業員がボランティアで環境保全イベントに参加、実績を残し、2006年にはその功績が称えられ山梨県知事より感謝状が授与された。
同地では今後も森林整備を継続し、地域住民を含めた様々な交流の場として人が集う里山としての再生を目指す。
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この記事は粧業日報 掲載
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