資生堂、重ねたメークがお湯で落とせる次世代型化粧下地「フルメーク ウォッシャブルベース」を発売

粧業日報

カンタンに言うと

資生堂、重ねたメークがお湯で落とせる次世代型化粧下地「フルメーク ウォッシャブルベース」を発売

 資生堂は12月12日、「女性たちをメーク落としのストレスから解放する」という発想で開発した、重ねたメークがお湯で落とせる世界初の化粧下地「フルメーク ウォッシャブルベース」(35g、ワタシプラス販売価格=1000円)を、資生堂ウェブサイトワタシプラスにて先行発売する。店頭では2013年3月上旬より、エフティ資生堂を通じて発売する。価格はオープン。

 「フルメーク ウォッシャブルベース」は、メークをキレイに仕上げる機能と、クレンジング料を使わずにメークを落とせる機能を併せ持った次世代の化粧下地。スキンケアで肌を整えた後、メークの前に化粧下地として使い、メークを落とす際にお湯となじませると、重ねたメークが浮き上がり、クレンジング料を使わずにメークが落ちるという。

次世代型化粧下地の使用によりクレンジング料が不要に

 同社は、20代~40代女性の60%以上がスキンケアの中でメーク落としの行為を簡単にしたいと回答していることを受け、水にはなじまず、お湯には反応する機能を持つ、独自の技術ヴェールアクションポリマーを開発し、「フルメーク ウォッシャブル ベース」に配合した。

 お湯になじませるとヴェールアクションポリマーが浮き上がり、重ねたファンデーションもポイントメークも、お湯で簡単に落とすことができる。

 メーク前に化粧下地として使えば、ファンデーションやアイカラー、口紅が密着。肌の凹凸や小じわを補正しながら、ほのかな明るさで肌を明るく演出する。

 さらに同社は、「フルメークウォッシャブルベース」を使うことによってクレンジング料が不要になるという特長から、化粧下地から洗顔料まで一連の化粧行為における環境負荷低減度を算出した。具体的には、従来型の化粧行為と「フルメークウォッシャブルベース」を使った化粧行為を行った場合を想定し、ウォーターフットプリントの手法を用いて商品のライフサイクルを通じた水消費量の算出を試みた。

 その結果、1回の化粧行為あたり約1.6リットル、商品1本に換算すると約90リットルのの水消費量を削減できることがわかった。

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