サンスター2012年度業績、オーラルケアや通販が牽引し増収増益で推移

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サンスター2012年度業績、オーラルケアや通販が牽引し増収増益で推移

 サンスターは9月3日、1985年に開設された社員向け福利厚生施設「心身健康道場」の理念をもとに誕生した健康食品シリーズ「健康道場」より発売する「玄米ごはん」(133g×30パック、6000円)で製品発表会を開催した。

 「健康道場 玄米ごはん」は、玄米に大麦やアマランサスを、さらに水分量をベストバランスでブレンドし、食感だけでなく栄養価も高めた。

 糖の吸収をゆるやかにする食物繊維やビタミン、ミネラルを白米に比べて豊富に含んでおり、食物繊維に関しては「日本人女性の1日分の平均摂取量を大きく上回る」(西銘志帆H&B事業部食品グループマーケティング担当・栄養管理士)という。

 現在、同社の健康食品売上高は約80億円で、主力となる「緑でサラナ」が50億円、残りの30億円弱が「健康道場」シリーズという。そのうち「玄米ごはん」は、発売後1、2年は糖尿病患者やその予備軍をターゲットに絞り込んで販売を強化するため、売上げは3年間で5億~10億円程度を見込む。

 冒頭の挨拶で能美義之取締役H&B事業部長は、2012年度の業績について触れ、「主力製品であるオーラルケアでは歯周病をケアする『ガム』や、通販で展開しているH&Bブランドの『エクイタンス』『緑でサラナ』が順調だった。これらが業績拡大に寄与して売上高は589億2200万円(前年比102.4%)、営業利益は88億2000万円(前年比107.4%)と増収増益で推移した」と発表した。

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