ビアント、主力のメイクアップOEMが好況を牽引

週刊粧業

カンタンに言うと

ビアント、主力のメイクアップOEMが好況を牽引

 ビアント(本社=東京、中野明社長)は、メークアップを中心にスキンケアやヘアケア、ボディケアなどの化粧品OEMを幅広く展開し、自社商品の製造・販売も手がける。さらに、「メークアップ」「スキンケア」「ヘアケア」の各分野で業務用商品の製造を行い、プロが求める高いレベルの要望にも応えられる化粧品づくりにも対応し、そこで培った技術やノウハウをOEMに活かしている。

 ――昨年の業況についてお聞かせください。

 中野 系列会社のコスメティック・アイーダを含め、グループ全体の売上げは前年比約30%アップした。OEM事業は引き続き好調で、特に主力のメークアップではリキッドファンデーションなどの乳化物に加え、チークやシャドーといった色物のアイテムが業績を牽引した。

 最近の取り組みではテレアポやインターネットを活用した新規顧客の獲得に注力している。実際にテレアポだけでも毎月4~5件のペースでアポイントを獲得し、新たなお客様への訪問を行っている。昨年はこうした新客獲得だけでなく、既存客のリピート増や海外の受注増など、全般的に好調な推移を見せた。

 ――今後にかけて、注力していく取り組みとは。

 中野 営業力と技術力のさらなる向上に全社一丸となって取り組んでいく方針だ。

 営業力の向上に関しては、国内だけでなく海外顧客の新規獲得を進めるべく、昨年採用したイギリス人社員を中心にさらなる売上増を目指す。技術力の向上に関しては、メーク商材を中心に色やカバー力、透明感の各項目を数値化する取り組みに注力する。さらに、お客様のニーズに応じて最適な商品をすぐに提案できるよう、サンプル品の充実化も図っていきたい。

化粧品oemメーカー.jpg

ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > ビアント、主力のメイクアップOEMが好況を牽引

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop