有力化粧品原料メーカー・商社に共通する取り組みを分析

週刊粧業 2014年12月1日号 1ページ

カンタンに言うと

有力化粧品原料メーカー・商社に共通する取り組みを分析
 本紙が年間に夏・冬の2回にわたって取り組む総力特集「化粧品原料」は今回、総計25社のメーカー・商社から取材協力を得ることができた。

 各社が明らかにした商況を総括すると、オーガニック・ナチュラル志向の傾向は依然として強く、研究開発面では既存原料に新たなエビデンスを付与し、用途展開の幅を広げる取り組みが活発化している。

 さらに、来春に迫った第7回化粧品産業技術展(CITE Japan2015、以下CITE)に向け、各社が有望な素材を送りだそうと研究開発でしのぎを削り、市場に活気を吹き込みそうな「芽」も少なくなかった。

 本特集では、こうした有力メーカー・商社25社の注力原料をはじめ、今後にかけて引き合いの高まりが期待される最新原料、さらなる成長に向けた事業戦略などをリポートしている。

既存原料に新規有効性を付与し、
新たな需要の掘り起こしに注力

 冒頭でも触れたように、近年は既存原料に新規有効性を付与し、実績のある原料で新たな需要を掘り起こしたいとする企業の動きが活発化している。

 岩瀬コスファは、昨年から取扱を開始しているルーブリゾール社の増粘剤「カーボポール」シリーズで、液体タイプの洗浄剤用増粘剤に冬季の肌のかゆみの改善に関する機能を発見し、今年は新たにプラスαの有効性を持った機能性原料として提案を強化している。

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