カネボウ、白斑問題で後遺症慰謝料相当の補償実施

週刊粧業 2015年1月1日号 46ページ

カンタンに言うと

カネボウ、白斑問題で後遺症慰謝料相当の補償実施
 カネボウ化粧品は11月28日、白斑問題対応の一環として治療が長期化し、かつ広範囲にわたって白斑様症状をされている約4500名を改めて訪問し、補償対応につき様々な要望を受けた。 

 これらを踏まえ、長期にわたって回復傾向がみられないケースの補償内容を検討した結果、一定の時点においても症状が回復していないことに対する補償として、後遺症慰謝料相当の補償を実施する。補償額は労災基準、裁判基準に基づき、発症部位や症状の大きさ、濃淡、回復傾向の有無を考慮して決定する。

 12月より、現在でも顔に白斑様症状を発症している人から案内を開始し、来年7月からは症状が残っている全ての人に順次案内する。このような補償の実施後も、新たに有効な治療方法が確立された場合には案内をしていく。また、同社は12月1日付で人事異動を行い、花王ビューティケアスキンケア・ヘアケア事業ユニットのスキンケア・ヘアケア事業企画部長だった平林有氏がカネボウ化粧品執行役員兼カネボウ化粧品販売取締役常務執行役員、マーケティング部統括に就任した。
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