VC60バイオリサーチ、フラーレンのエビデンスを増やし認知拡大図る

週刊粧業 2015年1月26日号 8ページ

カンタンに言うと

VC60バイオリサーチ、フラーレンのエビデンスを増やし認知拡大図る
 フラーレンを化粧品原料として国内で唯一販売しているビタミンC60バイオリサーチは、様々な実証研究をもとに、数多くのエビデンスを原料に付与している。原料の知名度が徐々に上がり、最近では採用実績も増えている。研究員 伊藤雅之マネージャーに話を聞いた。

 ――研究者を志すきっかけを教えてください。

 伊藤 学生時代から文系教科には興味がなく、根っからの研究者体質だった。前職では試薬品メーカーにいたが、そこでは営業をしていた。しかしやはり研究者に対する夢は諦めきれず、転職を決意した。当時、フラーレンの販売を開始して1、2年しか経っておらずほぼ駆け出し状態の企業で研究をすることに大きな可能性を感じ、2007年に当社へと転職してきた。

 化粧品はデータだけではなく、容器のデザインやプロモーションなどが揃ってようやく製品として完成する。それが製薬業界とは異なり、日々好奇心をくすぐられている。

 ――研究者として心がけていることはありますか。

 伊藤 配慮しているのは、お客様目線になることだ。営業経験があるため、お客様の立場に立ってどんな情報が求められているのかを考えることができる。論文発表ではなく最終的に販売につなげることが目的なので、営業担当者が提案しやすいデータを揃えて資料を作成することが大切だ。現在、研究以外の業務もあり、大変ではあるが、苦労よりも楽しさが勝る。

 ――今後の目標について教えてください。

 伊藤 現在、フラーレンの毛髪ダメージ修復機能についてエビデンスの付与を強化している。また、新製品の発売に向けてデータを揃えているところだ。

 フラーレンは安全性に関しては一通り揃えて確認ができているため、今後は機能データをさらに増やして採用実績を伸ばし、「誰でも知っている」と言われる原料にしたい。

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