小林製薬、2015年3月期は微増収、営業利益は1.1%減

週刊粧業 2015年6月15日号 6ページ

カンタンに言うと

小林製薬、2015年3月期は微増収、営業利益は1.1%減
 小林製薬の2015年3月期連結決算は、売上高が前期比0・8%増の1283億4400万円、営業利益が1・1%減の179億1700万円、経常利益が0・4%増の188億4300万円、当期純利益が1・2%増の124億4800万円となった。

 セグメント別でみると、家庭用品製造販売事業は、口腔衛生品(前年比3・9%減)と食品(3・4%減)以外の5つのカテゴリーが前年を上回り、2・0%増の1194億9300万円となった。

 主力の芳香消臭剤が、「Sawaday」ブランドを中心に、香りの付加価値製品群が好調に推移して0・9%増の317億8300万円だったほか、額用冷却シート「熱さまシート」のインバウンド需要の拡大やスキンケア事業が好調に推移した衛生雑貨品が、6・7%増の203億3200万円で大きく伸長し、売上げを牽引した。

 新市場創造型の企業として重視する年間の「新製品寄与率(全売上高に占める新製品の割合)」は、前期より0・6Pアップして8・1%となったが、小林章浩社長は5月8日に開催した決算説明会の席で、芳香消臭剤「サワデーピンクピンク」などを引き合いに販売計画を大幅に上回る製品もあったことから「もう少し高い数値になると期待していた」といい、「目標値である10%に近づけるように、新製品の開発・育成に力を注いでいきたい」と語った。

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