ベルナチュレール玉川店、ナチュラル&オーガニックの自主編成売場をオープン

週刊粧業 2015年6月15日号 7ページ

カンタンに言うと

ベルナチュレール玉川店、ナチュラル&オーガニックの自主編成売場をオープン
 玉川高島屋は2014年10月29日、婦人雑貨・婦人服フロア(1~3階)をリニューアルし、自主編集売場「ベルナチュレール」を1階化粧品売場にオープンした。美容家で、オーガニックスペシャリストの吉川千明氏(ビオ代官山代表)との共同企画による、化粧品からナチュラルフード、ファッションまで取り扱うナチュラル&オーガニック専門ショップとして、自然と寄り添う暮らし方を提案している。

顧客の要望に応え売場構築
吉川氏セレクトの信頼感も

 「ベルナチュレール」導入のねらいについてベルナチュレールショップマネジャーの中川友恵係長は次のように語る。

 「お客様の好みが多様化し、オープン以前からナチュラルコスメの取扱いについて問い合わせが寄せられていた。当店はお子様連れのお客様が多く、安心して使える化粧品を求める声も多かったが、以前の化粧品売場では応え切れていなかった。もちろん、専門店(玉川高島屋S・C)ではコスメキッチンやナチュラルコスメの単店は展開していたが、高島屋としてのお取扱いがなかったので、それに応える形でオープンした。化粧品市場でナチュラルコスメの比率が年々高まっていることも、取扱いを後押しする形になった」

 同店の主要組織顧客は35才~40代であり、この世代が気に入って使ってもらえるオーガニック&ナチュラル化粧品の幅広い品揃えが必要だった。

 今回、企画に参加した吉川氏については「オーガニック業界の大御所であり、吉川氏がセレクトに携わることで信頼感が高まり、深みのある魅力的な品揃えができると感じた」(中川氏)という。

 「ベルナチュレール」は玉川店、大宮店、柏店で展開中で、品揃えは一部を除きほぼ同じ顔ぶれとなっている。主要顧客である大人世代が利用するオーガニック&ナチュラルコスメのセレクトショップという観点で内装づくりを進め、ナチュラルテイストの落ち着いた、おしゃれな空間づくりを心がけた。

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