岩瀬コスファ、卓越した光安定性・SPFブースター効果のK22-M40を提案

C&T 2015年3月16日号 38ページ

岩瀬コスファ、卓越した光安定性・SPFブースター効果のK22-M40を提案
 化粧品原料ディーラー大手の岩瀬コスファ(本社=大阪)は、近年マーケットが拡大しているサンケア市場に注目しており、日本向けに改良されたメチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(以下MBBT)40%分散液「K22-M40」を提案している。

 美白・サンケア市場は右肩上がりに伸びているとはいえ、末端消費者が商品を選ぶ際の重要事項として安全性を求める声は大きい。その声に応えるべく、ニーズと合致した紫外線吸収剤を開発した。製造元は岩瀬コスファのグループ会社である大日本化成であり、製販一貫体制で「K22-M40」の拡販を行っている。

 MBBTには50%MBBT分散液がある。その配合成分に非イオン性の界面活性剤であるデシルグルコシドが含まれているが、この成分はスキンケアとして配合しようとすると扱いづらい。また、二価アルコールのPG(プロピレングリコール)も含まれているが、安全性を求める日本のスキンケア市場では、あまり好まれない成分だ。この2成分を防腐剤のフェノキシエタノールと保湿剤のBG(ブチレングリコール)に変更するなどの改良を行い、従来の50%MBBT分散液を日本のサンスクリーン向けに処方したものが40%MBBT分散液の「K22-M40」だ。

 この改良について見坊行広取締役研究開発部部長は「安全性を非常に気にされる日本向けの処方でも使いやすくなった」と語り、日本のサンスクリーン市場で「K22-M40」のニーズが高まっていく自信をのぞかせた。

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