サンスター、口腔ケアと糖尿病の取り組みと方向性について報告

週刊粧業 2015年8月24日号 5ページ

カンタンに言うと

サンスター、口腔ケアと糖尿病の取り組みと方向性について報告
 サンスターは7月17日、都内で記者発表を開き、口腔ケアと糖尿病周辺領域の事業に関して、これまでの取り組みと今後の方向性について説明した。

 同社がオーラルケアメーカーでありながら、全身の健康にこだわるのには理由がある。創業者の金田邦夫氏は糖尿病を患い、それが原因となり、志半ばで50歳の時に急逝した。金田氏が生前、病気の克服を願っていた遺志を引き継ぎ、金田博夫現会長が「健康関連事業に携わる社員がまず健康であるべき」との考えを示し、社員が学び実践する福利厚生施設「心身健康道場」を1985年に開設した。

 その後、そこで実践している「玄米菜食」の糖尿病への効果についても研究を続ける中で、ハーバード大学医学部の付設機関であるジョスリン糖尿病センターと連携し、糖尿病と栄養との関連性、歯周病などの口腔疾患と糖尿病との関
連性について研究し、シンポジウムを開くなどしてきた。

 「2012年2月に自社ホームページで糖尿病患者の交流サイト『糖尿病とうまくつきあう』を開設して以降、糖尿病患者さんとWebで接点を持つことができるようになり、より患者さんの立場に立った製品やサービスを提供しやすくなった。

 引き続きグローバル企業として、日本のみならず欧米の人たちにも貢献できるような事業を展開していきたい」(白川英一SAサンスターSA執行役員)

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