バスクリン、「ファインヒート」に新成分配合しリニューアル

粧業日報 2015年9月10日号 5ページ

カンタンに言うと

バスクリン、「ファインヒート」に新成分配合しリニューアル
 バスクリンは、薬用入浴剤「きき湯 ファインヒート」(医薬部外品、全3種6品、ボトル各400g、分包各50gともにオープン価格)の各アイテムにそれぞれ新成分を配合して9月下旬にリニューアル発売する。

 「きき湯 ファインヒート」シリーズは、配合するジンジャー末(ショウキョウ末)、温泉ミネラル(硫酸ナトリウム)、α―ピネンの3つの有効成分が濃厚炭酸湯のパワフルな発泡で拡散する設計で、温浴効果を高め、全身の血行促進、新陳代謝の向上につながり、疲労回復、肩こり、腰痛に効く薬用入浴剤として3アイテムを展開。3年前からは、JOCオフィシャルパートナー契約を結び、日本代表選手団に対して、入浴に関する情報提供・入浴指導とともに同シリーズの提供を行ってきた。

 今回のリニューアルでは、身体のパフォーマンスを整えるために必要な「パワー」「リセット」「エナジー」を各アイテムのテーマに据え、それぞれのテーマに沿った特長を持つ保湿成分を新たに配合した。

 「パワー」(グレープフルーツの香り)にはアミノ酸BCAA、「リセット」(レモングラスの香り)にはテアニン、「エナジー」(カシス&シトラスの香り)には天然ビタミンEを配合し、合わせて個々の特長がわかりやすいパッケージデザインに変更している。「きき湯 ファインヒート」はこれまでも運動やスポーツに関連づけて提案することで、レギュラーシリーズ「きき湯」との棲み分けにも成功し、両シリーズで高機能・高価格帯入浴剤市場を牽引している。

 今回は個々のアイテムの特長をより明確に表現することで、身体のコンディションを整える高機能入浴剤としてのポジションを不動のものにする考えだ。
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