ヒノキ新薬、肌を弱酸性に保ち、うるおいと抵抗力を高める整肌肌粧水を提案

週刊粧業 2016年1月1日号 66ページ

カンタンに言うと

ヒノキ新薬、肌を弱酸性に保ち、うるおいと抵抗力を高める整肌肌粧水を提案
 素肌美を保つ医薬部外品「ヒノキ肌粧品」のメーカーであるヒノキ新薬は、肌の生理作用を正常に保つための基本ステップとして、「クレンジング」「洗顔」「整肌」の3ステップからなる「ベーシック・ケア」を1970年から提唱し続けている。

 健康的な素肌は、pHバランスが4.5~6.5の弱酸性で保たれている。洗顔や汗を大量にかくことによって肌のpHはアルカリ側へと傾いてしまうが、pHバランスが保たれている健康的な肌であれば時間が経つと肌自身の力(アルカリ中和能)で弱酸性に戻り、弱酸性の素肌を維持して細菌の繁殖を防ぐことができる。

 しかし、老化した肌や紫外線などの外的ストレスを多く受けた肌ではアルカリ中和能が衰えているため、肌が一旦アルカリ側へと傾くと元の弱酸性に戻すことが難しく、様々な皮膚トラブルを引き起こす原因となる。

 ベーシック・ケアの中で「整肌」のステップでは、洗顔後の肌を健康な状態の弱酸性に保つ「整肌肌粧水」(全2種)の使用を推奨している。

 このうち、「NAスキンローション」(230mL5800円、150mL4800円、1986年発売)では、皮膚のアルカリ中和能を発揮するのに重要な成分である15種類のアミノ酸と乳酸ナトリウムを配合。アルカリ側に傾きがちな肌を弱酸性に整え、皮膚の抵抗力を高めるほか、肌の荒れもなめらかにするという。

 販促面では、「店頭でピンク色のアルカリ性溶液にNAスキンローションを滴下すると白みがかった透明(弱酸性)に変わるという簡単な実験を行い、肌を弱酸性に整える特長をお客様の目で直接見て確認してもらう」(同社)ことで同品をアピールしているほか、毎年春に「ベーシックキャンペーン」を展開するなどして、今なお根強いロングセラーとなっている。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > ヒノキ新薬、肌を弱酸性に保ち、うるおいと抵抗力を高める整肌肌粧水を提案

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop