アイビー、2016年3月期第3四半期は売上高20%アップ

訪販ジャーナル 2016年2月22日号 4ページ

カンタンに言うと

アイビー、2016年3月期第3四半期は売上高20%アップ
 アイビー化粧品の2016年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比20.2%増の36億200万円、営業利益が313.9%増の3億9300万円、経常利益が289.5%増の3億9100万円、四半期純利益が368.0%増の2億400万円となった。

 第3四半期だけをみると僅かに減収減益で着地したが、好調だった第2四半期までの貯金を残すかたちで大幅な業績拡大につなげた。

 今期は昨年6月に発売した新スキンケアシリーズ「ラ ベーシック」が好調だったほか、9月に強化販売した基幹アイテムの美容液「リンクル ローション」が発売30周年だったことから大きく出荷を伸ばした。

 一方で、第3四半期は注力商材のスキンケアシリーズ「アイビー コスモス」を中心に販売が伸び悩んだという。

 その結果、第3四半期までの累計で、主力カテゴリーであるスキンケア全体の売上高は32.2%増の29億6100万円へと増加した。

 スキンケア商材は自社工場で内製化しているため、同カテゴリーの売上構成比が上昇したことで全体の売上原価率が4.2P低下し、さらに売上総利益も26.7%増の29億1000万円と大きく伸びた。

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