ヤーマン、「Tmall」に旗艦店に出店し美容家電の中国開拓へ本腰

訪販ジャーナル 2016年2月29日号 1ページ

カンタンに言うと

ヤーマン、「Tmall」に旗艦店に出店し美容家電の中国開拓へ本腰
 美容家電や化粧品を販売しているヤーマンが、昨年12月に中国最大のBtoCショッピングモール「Tmall Global(天猫国際)」に旗艦店をオープンし、同国での美容家電の販売に本腰を入れている。

 海外事業では2012年以降、香港や台湾の百貨店などでの販売に乗り出しているが、いよいよ巨大市場に攻勢をかける構えだ。

テスト販売で予想以上の反響
アリババ社も高評価

 「Tmall」では単独の専用ページ(旗艦店)を開設し、日本での売上上位の美容家電38アイテムほどを展開している。

 日本でも主力のラジオ波(RF)を用いたエイジングケア美顔器「プラチナホワイト RF」(2万9800円〈税込〉)と「RF ボーテ フォトPLUS」(3万7000円〈税別〉)が売れ筋だ。

 そもそも中国の美容家電市場は、まだ発展途上にある。一方で、訪日観光客によるインバウンド需要が目立つなど大きなポテンシャルを秘めているもいわれる。

 同社の美容家電も「爆買い」の対象となっており、帰国後に購入者による口コミが拡散するなどして認知が広がっていた。

 そうして同国への本格進出を模索する中、昨年4月に台湾人の李雨儒氏(営業本部第7健康機器事業部)を新たに採用し、その後一気にプロジェクトを立ち上げていくことになる。

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