エトヴォス、10期目で新たな成長ステージへ

訪販ジャーナル 2016年6月13日号 1ページ

カンタンに言うと

エトヴォス、10期目で新たな成長ステージへ
メーク主体にスキンケアでも攻勢
百貨店に参入も

 国産初のミネラルファンデーションなどを通販を中心に販売しているエトヴォス(大阪市)が、創業10期目に入ってスキンケアの攻勢や直営店の運営など新たな試みで成果を上げている。

 尾川ひふみ社長に、これまでの軌跡と今後の構想について聞いた。

2児抱え起業
UVパウダーのデザイン刷新が転機に

 ――創業当時の状況を振り返り、どんな思いですか。

 尾川 20代半ばに「大人ニキビ」に悩まされ、一念発起して「自分でつくろう」と踏み出したのが発端で、ビタミンC誘導体のスキンケア商品の販売を開始した。

 ニキビ症状は軽減できたが、一方でメークをする度にニキビ悩みを繰り返す日常は変わらず、そんなときにミネラルファンデーションに出合った。

 ニキビを隠すことができるうえ、クレンジング不要なので肌にも負担がかからない。「日本で広めたい」と決意し、2007年にエトヴォスを立ち上げた経緯がある。

 それまでデザイナーやプログラマーをやっていたので化粧品とは畑違いだった。しかも当時は離婚後、0歳と2歳の息子を育てながらの状態で、今振り返ると恐ろしい。

 それでも、配合成分にこだわるコアなお客様を中心に感謝の言葉をいただける度に奮起し、次第にクチコミなどで少しずつ反響が広がっていった。

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