ライオン、洗濯の最新情報に関する生活情報懇談会を開催

粧業日報 2016年7月25日号 1ページ

カンタンに言うと

ライオン、洗濯の最新情報に関する生活情報懇談会を開催
12月施行の新絵表示には
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 ライオンは7月14日、都内の同社研究開発本部コミュニケーションセンターで「2016お洗濯の最新情報に関する生活情報懇談会」を開催した。

 当日は2部構成のプログラムが行われ、第1部の「お洗濯セミナー」では繊維製品の取り扱いに関する表示記号及びその表示方法(以下、取扱い絵表示)の改正とその背景、最近の洗濯を取り巻く環境の変化についてお洗濯マイスターの山縣義文氏が説明した。

 その後、快適生活研究所の大貫和泉氏とファブリックケア事業部の日俣(ひまた)創達氏が衣料用洗剤の進化をテーマに、昨今の生活者の洗濯行動と環境への対応を両立させ、今年2月に改良発売した超コンパクト衣料用液体洗剤「トップ スーパーNANOX」の特長を紹介した。

 近年、繊維製品を取り巻く環境は大きく変化し、衣類の生産や流通が海外でも一般的となり、それに伴い日本独自の規格(JIS)から国際規格(ISO)へと移行する流れが加速している。

 こうした中、2014年に新しい「取扱い表示記号」が制定され、いよいよ今年12月1日に施行されることになった。

 新たな取扱い絵表示は、5つの基本記号に付加記号と数字を組み合わせることで表示記号が構成され、現行の22種類から41種類まで表示記号が拡大する。

 これに伴い、漂白剤において現行絵表示で塩素系のみだったものが酸素系の使用可否も加わるなど、より細かな表示が可能となる。

 これを受けて、同社では2016年4月に20~50代の男女800名を対象に新絵表示の調査を実施した。

 その結果、新絵表示の「洗濯時の強さ(非常に弱いコースで洗う)」の正解率が17.4%で、「漂白剤(酸素系漂白剤のみが使用できる)」に至っては1.7%と、いずれも低い数値となった。

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