内需低迷を支えるインバウンド消費|化粧品・日用品メーカー編

週刊粧業 2016年9月19日号 1ページ

カンタンに言うと

内需低迷を支えるインバウンド消費|化粧品・日用品メーカー編
 日本政府観光局(JNTO)が発表した2016年1~7月の訪日外国人客数は、前年同期比26.7%増の1401万人となった。訪日外国人客数は今年に入ってもなお毎月2ケタ伸長と勢いが衰えず、7月には単月の訪日外国人客数で過去最高となる229万7000人を記録した。

 今特集では、急増する訪日外国人客による「インバウンド消費」の取り込みを進める化粧品・日用品メーカー7社にスポットを当て、各社の販売戦略や売れ筋商品などを紹介する。

消費総額増加も単価は減少傾向
高額品から消耗品への移行鮮明

 観光庁が発表した最新の「訪日外国人消費動向調査」によると、2016年4~6月期の訪日外国人旅行者の消費総額は、前年同期比7.2%増の9533億円となった。

 消費総額が増加傾向にある一方で、1人当たりの旅行支出は同9.9%減の17万7546円となっており、特にインバウンド消費を牽引してきた中国人旅行者の消費額が同22.9%減の21万9996円と大きく落ち込んでいる。

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