天真堂、第7回化粧品開発展で新たな通販総合支援サービスを披露

粧業日報 2017年2月6日号 3ページ

カンタンに言うと

天真堂、第7回化粧品開発展で新たな通販総合支援サービスを披露
 医薬部外品OEMを軸に単品リピート通販のワンストップ総合支援事業を展開している天真堂は、1月23日から25日まで3日間にわたって開催された「第7回化粧品開発展」に出展し、通販事業を主とした顧客企業の成長をサポートする新たなサービスをアピールした。

 ブースでは、商品企画から製造、物流、販促、決済システムの全てを内製化し、クライアント企業の通販事業をワンストップでサポートする新サービス「TTSP(天真堂トータルサポートパッケージ)」を紹介。さらに、専用アプリとカートリッジ式容器の開発により不在時に商品をポストインできる仕組みを構築し、配送コストの削減と配送効率の向上を実現したメール便対応の「CH(コネクトハピネス)便」を披露した。

 また、IoTと人工知能(AI)の技術を活用して商品残量を自動で感知し、ユーザーが商品を使い終わる直前の最適な時期で購入アプローチが実現する「IoT容器」や、VR(ヴァーチャルリアリティー)技術を駆使したCRMソリューションなども披露し、顧客企業の通販ビジネスを強力にサポートする新サービスに「開催前から反響が多く、実際の来場者からも高い関心が集まっていた」(児玉和之社長)という。

 開催日初日には、同社ブースにタレントの稲村亜美を招いてPRイベントを行い、当日は多くの報道関係者が出席した。

 イベント終了後、児玉和之社長は今回の出展の狙いについて「当社はこれまで、商品製造から販売ページの制作、配送までクライアント企業の通販事業をサポートしていたが、新たな通販決済システム『TENPLA(テンプラ)』を開発したことで代金回収まで支援できる体制が確立された。また、医薬部外品として既に承認済みの自社商品(ソヴール)が34品目まで拡大し、我々の軸である医薬部外品OEMに関しても大きなアピールの場になる」と説明した。

 今期(2017年1~12月)の事業展開については、「前期が約220%と好調に推移し、今年も新サービスを軸に200%成長を目指していく。また、物流やアプリケーション開発といった分野の企業を対象にM&Aを積極化し、今までにない新たな取り組みを進めていきたい」と抱負を語った。
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