資生堂2016年12月期決算、実質増収減益

粧業日報 2017年2月15日号 1ページ

カンタンに言うと

資生堂2016年12月期決算、実質増収減益
当期純利益は知的財産権、
工場跡地の売却で9%増

 資生堂の2016年12月期連結業績は、売上高が前年同一期間比1.5%減(為替変動の影響を除く実質5.2%増)の8503億600万円、営業利益が17.0%減の367億8000万円、経常利益が16.0%減の371億7400万円、当期純利益が9.0%増の321億100万円となった。

 2016年度は、現地に密着した活動を進めるべく、5つのブランドカテゴリーと6つの地域を掛け合わせた「マトリクス型組織体制」をスタート。責任と権限を大幅に現地に移譲し、市場ごとに異なる顧客ニーズへの対応力を強化した。

 2016年7月にはプレステージブランド「Laura Mercier」「RéVive」を取得、10月には「DOLCE&GABBANA S.r.l.」との開発や生産、販売に関するライセンス契約に基づき、フレグランス、メークアップ、スキンケア商品の販売を開始している。

 この結果、16年度の現地通過ベースの売上高は、プレステージ領域を中心に各地域において伸長したことに加え、新規に取得したブランドが上乗せとなったことから前年同一期間比5.2%増となった。円換算後では、円高による為替影響を大きく受け、前年同一期間比1.5%減となっている。

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