2016年の紙おむつ市場、ベビー用と大人用で市場環境に明暗

週刊粧業 2017年3月20日号 1ページ

カンタンに言うと

2016年の紙おむつ市場、ベビー用と大人用で市場環境に明暗
 紙おむつ市場は、少子高齢化により、ベビー用と大人用で二極化が進んでいる。特にベビー用は出生人口の減少が大きく影響し、横ばい~縮小が続いていた。しかし、2014年頃から中国を中心としたインバウンド需要によりベビー用紙おむつ市場が2ケタ成長するなど、市場が混乱した。

 店頭から製品が消え、必要としている国内の生活者が製品を買えないといった異常事態が発生し、国内の実質的な市場動向を見極めるのが難しい状況で各社は製品供給に注力してきたが、昨年に入るとインバウンドが落ち着き、徐々に市場が正常化している。

 大人用市場では、軽度失禁とうす型パンツ市場が成長を牽引している。専用品の入口となる軽度失禁ケア製品に関しては、対象者に「自分ごと」と捉えてもらい、早めの排泄ケアを啓蒙する動きが目立っている。

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