資生堂、世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニーを目指す

週刊粧業 2018年1月1日号 40ページ

資生堂、世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニーを目指す
 昨年から6地域本社制が本格稼働し、グローバル経営体制が整ったことにより、各エリアがさらなる成長に向けて取り組んでいます。

 特に国内の「資生堂ジャパン株式会社」は、杉山繁和社長のもと「日本で最も魅力あるビューティーカンパニー」を目指し、着実に売上と利益が伸ばせる領域に注力したことで、大きく成長を遂げることができました。

 その中で、象徴的な取り組みとしてあげられるのが、4月にスタートさせた「表情プロジェクト」です。

 当社が企業使命として掲げる「美しい生活文化の創造」の実現をめざし、本年も引き続き取り組んでいきます。

 また、デジタル領域やミレニアル世代への対応も加速しました。当社はデジタル化への取り組みで化粧品業界の先駆者となるべく、パーソナライズド・ビューティを叶えるIoT化粧品「Optune(オプチューン)」を発表しました。

 ミレニアル世代に向けては「ベネフィーク」「WASO」「レシピスト」などから矢継早に新商品を発売し、これまで出会えなかった新たなお客さまへのアプローチを強化しています。

 専門店事業においては、7月に「プレステージブランド/専門店事業本部」を新たに発足させるなど組織改編をおこない、生活者起点でブランド配置の最適化やプレステージ領域における抜本的な取り組み強化を推し進めました。

 また、本年1月より、各エリアにおける生活者とプレステージブランドの接点拡大に、より迅速に取り組むことをねらいに、さらなる組織体制の強化を図り、持続的な成長を目指します。

 2018年は、当社の中長期戦略「VISION 2020」の実現に向け、新3カ年の取り組みとして「成長加速の新戦略」をスタートします。

 前半3カ年で取り組んだ「事業基盤の再構築」の成果により得た、既存事業で稼ぐ力を積極的な投資につなげ、お客さまや市場の変化に、迅速かつ果敢に対応し、より地域に密着した取り組みのもと「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」となることを目指して、全力で取り組んでいきます。
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