ティントコスメ、ミレニアル世代がブームを牽引

C&T 2017年12月15日号 18ページ

ティントコスメ、ミレニアル世代がブームを牽引
 メークアップにおいては近年、ミレニアル世代の若い女性を中心にリップティントや眉ティントといった「ティントコスメ」が活況を呈しており、今後のさらなる成長が期待される有望カテゴリーとなっている。

 今特集では、多角的な視点を取り入れて業界別に市場調査を行っているTPCマーケティングリサーチで、ビューティ・ヘルス領域を担当する松本竜馬氏にティントコスメ市場の最新動向や今後の展望についてインタビューしたほか、参入メーカー6社の売れ筋アイテムを紹介する。

実用性・機能性・情緒的要素を組み合わせた
「ティントコスメ」がメークの新カテゴリー創出

 ――ティントコスメのこれまでの変遷についてお聞かせください。

 松本 ティントコスメ(リップティント・眉ティント)における「ティント(tint)」という言葉は、「染める」「色合いをつける」という意味を持ち、唇や眉の表面を「塗る」のではなく、角質に浸透させて唇・眉そのものに「色づける」処方を表している。

 リップティントは、2014年に韓国で「ベリサム」などがヒットし、2015年には日本でも紹介され話題となった。

 中でも、2015年4月に井田ラボラトリーズが発売した「キャンメイク リップティントシロップ」は価格も手頃で、人気ブランドからの商品ということもあって「リップティント」というカテゴリーの認知度向上に大きく貢献した。

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