香料の最新動向、香りでイメージ・機能を訴求する時代に

週刊粧業 2018年7月23日号 1ページ

香料の最新動向、香りでイメージ・機能を訴求する時代に
 香料は、日本の化粧品・トイレタリー市場で重要な役割を担っており、トレンドを香りに置き換えて発信することで多大な貢献を果たしてきた。

 香りの嗜好性は国によって異なり、日本独自の香り文化が形成されている。香りはブランディングの一翼を担い、タイプ別に商品ラインアップが形成されている。

 こうして日本人の繊細な心の琴線に触れる香りが日々、誕生している。

100年以上の歴史を刻む香料業界
香粧品香料は生産、輸入額とも増加

 日本の香料メーカーは、長い歴史を持つ老舗が多い。 

 高砂香料工業は2020年に創業100周年、今年は小川香料が125周年、長谷川香料が創業115周年、曽田香料は2015年に創業100周年と、いずれも100年規模の歴史を刻んできた。

 それは香料の足跡でもあり、明治時代にはすでに香料が日本で使われていたことになる。香料の歴史を紐解くと、そこから新たなアイデアが生まれてくるかもしれない。

 日本香料工業会がまとめた香料統計によると、2017年の香粧品香料の国内生産額は201億9100万円(前年比5.2%増)と200億円を超えた。輸入額も192億3600万円(同10.8%増)と2ケタ成長を達成した。

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